GOLD SHELL/Gold Orchestra/Selected Sitka Spruce top
ゴールド・シェル/ゴールド・オーケストラ/シトカ・スプルース・トップ
あたらしいdowinaの一歩、新ボディ・シェイプの限定品
dowinaでは珍しい、2トーン・バーストで着色されたフロント・ビューにまず、目が行きます。
けれどもこの1本は、色だけに留まらないdowinaの挑戦意欲に溢れた1本になっています。
まずボディ・シェイプは、"ゴールド・オーケストラ"と称するあらたなコンパクト・シェイプ。大きさ自体は巷で言うOMシェイプに非常に近い、オリジナル・シェイプです。
さらに"Gold Shell"(ゴールド・シェル)というモデル名称(品番でGSと略)は、dowinaブランドの創始者、Stanislav Petko MarinovがこのギターをSt.Jaque(仏語でSt. Jacques、サン・ジャック)と呼んだことに由来します。St.Jaqueは聖ヤコブとホタテ貝のダブル・ミーニングであり、ボディ・シェイプの呼び名である"ゴールド・オーケストラ"と貝:シェルとを結びつけて"Gold Shell"に至る、という何とも飛躍豊かで遊び心満載のギターです。
もちろん、オールド・ストックのシトカ・スプルース材単板TOPにインディアン・ローズウッド材単板を組合せたボディ、さらに指板やブリッジ、ヘッド表のみならずヘッド裏までエボニー材を採用した木材へのこだわりも随所に見られる1本で、手ずから塗装していることが良く判る味のあるフィニッシュも特徴でしょう。
肝心のサウンドは、小ぶりのボディながら豊かな音量、ローズウッド・ボディらしい芯の有る低音、エボニー指板ゆえの反応の速さが印象的です。(限定品、日本には2本のみ流通)
ボディ形状:ゴールド・オーケストラ
トップ:選別シトカ・スプルース
バック&サイド:選別インディアン・ローズウッド
ボディ・バインディング:ローズウッド
ネック:カヤ・マホガニー w/ウェンジ
ヘッド:エボニー(表面・裏面とも)
マシンヘッド:GOTOH
ナット&サドル:牛骨
ブリッジ:エボニー
指板:エボニー、12フレットに"GOLD SHELL"マホガニー材の木象嵌
仕上げ:オープンポア・グロスTOP(2トーン・バースト)、オープンポア・ナチュラル・ロウグロス SIDES&BACK
弦:エリクサーNanoweb ブロンズ .012 - .053
注:GD(Gold Orchestra)基準仕様
スケール長 : 648mm
ナット幅 : 45mm
ジョイント : ダブテイル・ジョイント、14フレット
ボディ深さ : 約90mm - 約100mm
(ジョイント部 - ボディエンド部)
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